よくロールプレイングゲームと言いますが、ロールというのは役割という意味ですね。
FF14はそれぞれの戦闘で、自分の役割を果たすことが大事になっています。
まず、FF14は3つのロールがあります。
タンク ・・・防御力が高く、敵の注意を引き付けるスキルを持つ
ヒーラー・・・自身や味方のHPを回復することができる
DPS ・・・攻撃力が高く、敵のせん滅に長けている
といった感じです。
FF14を始めたばかりは特に気にしなくていいのですが、ダンジョンなどのパーティ戦闘に参加する時は大いに意識してほしい・・・!
とりあえずソロ戦闘から解説します。
ソロの時は自分さえ生きていればいいので、とにかく敵を倒すだけです。
タンク ・・・防御力が高いのでなかなかやられないが、攻撃力は普通なので倒すのに少し時間がかかる
ヒーラー・・・HPを回復できるので戦闘が長引いても大丈夫。攻撃力は普通なので倒すのに時間がかかる
DPS ・・・攻撃力が高いので敵を倒しやすいがHPが低いのでピンチになりやすい
12.FF14のHP・MP・TPの仕組み
↑の記事でも言いましたが、FF14はごっそりHPが減る戦闘です。
DPSは敵を倒しやすいのですが、HPも防御力も高くないので、倒すスピードが早くても耐久面に不安がある感じになります。
とは言っても、ソロ戦闘なら一番楽なのがDPSなのに変わりはないです。
ただ、これはパーティ戦闘になると話は大きく変わります。
タンク ・・・敵の注意を引き付けて、味方に被弾させないようにする
ヒーラー・・・タンクや味方のHPを回復してパーティを維持する
DPS ・・・タンクが敵を引き付けている間に敵を倒す
ソロと大分役割が変わっているのが分かると思います。
なぜこうなるのか・・・。
簡単に言うと、ダンジョンの敵の攻撃力がえぐいのです。
めちゃくちゃ攻撃力が高いのです。
DPS一人がちょっと敵を攻撃しようとするだけで普通に返り討ちにあります。(最初はそこまでではないけど)
ここでFF14は何のゲームかを思い出してください。
FF14はオンラインゲームです。
普通のロールプレイングゲームだと勇者も僧侶も武闘家も魔法使いも全て自分が操作します。
ただ、オンラインゲームは自分はこれらのどれか1つになっているわけです。
勇者なら敵へ攻撃しますし、僧侶なら味方を回復しますし、魔法使いなら遠くから攻撃します。
自分はそのどれかになっているので、僧侶になっているなら攻撃ばかりしてはいけない、というわけですね。
FF14もロールが決まっているので、その役割を果たさないとエライことになります。
まずタンクは敵の注意を引き付けます。
この辺りはヘイトシステムでまた書きます。
敵の攻撃力が相当高いので、防御力の高いタンクならある程度耐えられるのでタンクに敵の攻撃が集中するように仕向けるわけですね。
次に、ヒーラーはタンクのHPがどんどん減っていくので回復します。
タンクであっても回復なしでは耐えられないので、ヒーラーも重要な仕事です。
もちろん被弾したDPSを回復することもありますし、余裕があれば攻撃することもあります。
ダンジョンの難易度が上がるとそんなヒマはないので、まずは回復します。
一方、DPSは安全が確保されるまでは攻撃してはいけません。
繰り返しますが、ダンジョンは敵の攻撃力が高めに設定されているので、DPSの防御力では2、3発食らうだけでアウトです。(ダンジョンの敵はだいだいグループで攻めてくるので、数発食らうのはよくあること)
そこで、タンクが敵の注意を引き付けている間に高い攻撃力で敵を倒すのがDPSの仕事です。
ちょっとしたダンジョンではヒーラーのMPが枯渇することはまずないですが、DPSが敵を倒すのが遅れるとヒーラーのMPがなくなって結局パーティが全滅することもあり得なくはないので、敵をすばやく倒すのも大事な仕事です。(まあ、ダンジョンの道中ではないかなー。ボス戦ならある。ギミック的な意味でも)
この3種類のロールをそれぞれのプレイヤーがこなすことでFF14の戦闘が成り立つということになります。
これにヘイトシステムだとか、ギミック戦闘だとか、AoEだとか、いろいろな要素が入ってくるので、とりあえずロールはまず覚えてほしいという話でした。
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